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オリンピック延期は史上初!?過去中止になった理由と今後の課題とは

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2020年8月開催予定だったオリンピックが
2021年7月23日開幕へと延期になりました。

1896年から行われてきたオリンピックには
過去に延期や中止はあったのでしょうか?

 

結論から言いますと、
過去に中止が5回程あり、
延期は無かったようです。

 

ということは、
今回の延期という決定は
史上初の世界的な出来事になります。

 

 

 

では過去にはどんな理由で
オリンピックが中止になったのか?
今回の延期でどんな影響が起こりうるのか?
といった点について紹介していきます。

 

滅多な事では起こらない!過去オリンピックが中止になった理由

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今回はコロナウイルスというパンデミック
世界的に混乱を招いた感染症の影響で延期になりましたが、
今までのオリンピックはどうだったのでしょう?

 

夏季オリンピック

1916年(第6回):ドイツ ベルリンオリンピック

中止理由:第一次世界大戦により開催が中止

 

1940年(第12回):日本 東京オリンピック

中止理由:日中戦争の影響により日本政府が開催権を返上

 

1944年(第13回):イギリス ロンドンオリンピック

中止理由:第二次世界大戦により開催が中止
(4年後にロンドンオリンピックが繰越で開催)

 

冬季オリンピック

1940年(第5回):日本 札幌オリンピック

中止理由:日中戦争の影響で中止

 

1944年(第6回):イタリア コルチナダンペッツオオリンピック

中止理由:第二次世界大戦により中止

 

過去の中止は全て戦争が理由として挙げられています。
国同士の争い以外では、
オリンピックは中止になったことがないという事です。

 

オリンピック延期でどうなる?今後の課題となるのは2つ!

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オリンピックが延期になった事で
課題となっているのが「費用」です。


初期段階での発表では7,000億円の予算でしたが、
のちに組織委員会が発表した予算は1兆3,500億円と
大きく予算を上乗せ発表することに。

さらに今回の延期での追加予算は
独統計調査会社スタティスタが6,400億円と発表しました。


スポーツ団体の準備費用:3900億円

競技施設の維持・管理費:225億円

広告費:100億円

 

同社の試算は観光・建設工事など期待された
経済効果2,180億円も含んでいるので、
これを除く約4200億円の実費ベースになります。

 

課題はもう1つ、
コロナウイルスの収束
最も重要なポイントではないでしょうか。

これは日本が収束していればいいというものではなく、
世界中が収束しなければ
安心して海を渡る事もできないですし、
出場を辞退する国も出て来るかもしれません。

2020年8月13日、WHOの発表によると
世界中で167のワクチン候補が開発途中で、
治験の最終段階に入ったものが5つあるとのことです。

実用化はいつになるか未定ですが、
少しでも早く実用化し、
量産化され国民に行き渡るようになることを願っています。

 

 

まとめ

 

史上初のオリンピック延期なだけに、
これから日本が行っていく政策は
全て目新しい政策になっていくことでしょう。

 

2020年7月の時点でIOC
「今のような状況が続けば開催はできない」
とも答えている通り、
中止になる可能性も高いと思われます。


費用の拡大やコロナウイルスの収束、
オリンピック選手の再選抜やインフラの整備、
問題は山積みになりますが、
1つずつ問題を解決していかないことには
開催は難しいのではないでしょうか。

 

まずは私達がもう一度意識をして、
自粛や感染防止に向けて行動する事が
重要なのではないでしょうか。