3分で分かるクーラーの電気代節約術!猛暑対策におすすめの温度設定
夏の暑い時期、クーラーを使わないとやっていけませんよね。
熱中症の心配もありますから、
クーラーで過ごしやすい温度に保つ方が
快適で体にも優しいでしょう。
しかし、気になるのが電気代。
例えば部屋の電気だったらこまめに消すとか、
家電のコンセントを抜くとか、いろいろな節約方法があります。
しかし、クーラーだとポイントが異なるので注意が必要です。
電気代を節約するには、
・クーラーはこまめにオンオフせず、自動運転にする
・扇風機、サーキュレーターを併用する
・古いエアコンは買い替え、こまめなフィルター掃除をする
この3点を意識することが大切です。
ではまず、クーラーで部屋を冷やす仕組みと、
おすすめの温度について詳しくご紹介します。
その設定で合ってる?クーラーで部屋を冷やす仕組みと適正温度
クーラーの仕組み
そもそもクーラーは、部屋の空気から熱だけを部屋の外に追い出しています。
クーラーは室内機と室外機が2つで1セット。
その2つをつなぐパイプの中に、「冷媒」という物質が駆け巡り、
部屋の空気の熱だけをのせて、外に出しているんです。
適正温度
おすすめは28度です。
これは環境省でも推奨されている温度です。
クーラーの温度を1度上げただけで、
約10%の節電になるんです。
あまりに温度を下げ過ぎない方が、
電気代の節約になりますよ。
その日の気温にもよりますが、
九州の暑い地域に住んでいる私の部屋でも
十分に涼しくなります。
今すぐ出来る!クーラー代を節約出来るお勧めの方法3選
では、一つずつ節約法を見ていきましょう。
クーラーはこまめにオンオフをせず、自動運転にする
クーラーは、部屋を設定温度まで冷やすときに一番電気代を使うため、
一度冷やした後は電気代があまりかからないようになっています。
なので、30分や1時間少し出かけるくらいなら、
つけっぱなしの方が節約になるんです。
更に言うと、外の気温と設定温度の差が大きいほど、
一度クーラーを消して再度つける時に、かかる電気代が高くなるんです。
夏の暑い日中ほどつけっぱなしにしておいた方がいいんですね。
私も、こまめに消した方が節約できると思っていたので、驚きました。
逆に、外の気温があまり高くない場合や夜の外出時は、
こまめなオンオフをした方が節約できる場合もありそうです。
また、自動運転にすると、一番効率的に部屋を冷やしてくれますし、
一度冷えたら送風や弱風で温度をキープしてくれますよ。
扇風機、サーキュレーターを併用する
扇風機やサーキュレーターを使うことで、
部屋の空気を効果的にかき混ぜることができ、
より早く部屋が冷えるので、電気代の節約になります。
冷たい空気は下に行く性質があるため、
クーラーの風向きは水平に設定し、扇風機は首振りを
できるだけ上に向けて回しましょう。
サーキュレーターは、天井に向けて回しましょう。
古いクーラーは買い替え、こまめなフィルター掃除をする
古いクーラーを使っている場合、
最新の省エネのエアコンに買い替えることで
電気代がお得になります。
長く使っているなら、買い替えもおすすめです。
また、フィルターの掃除をすることでも
電気代が4%も節約できると言われています。
フィルターの掃除の頻度のおすすめは2~3週間に1回。
恥ずかしながら私は、
一人暮らしを始めた時にフィルターの掃除についての知識がなく、
1回も掃除せず1年過ごしていたことがあります。
掃除を初めてしたときのホコリのたまり方にびっくり。
どれだけ余分に電気代を使っていたのか、部屋の空気が悪かったのか
考えるだけで怖いです(笑)
まとめ
まとめると、夏のクーラー代の節約には、
・クーラーはこまめにオンオフをせず、自動運転にする
・扇風機、サーキュレーターを併用する
・古いクーラーは買い替え、こまめなフィルター掃除をする
の3点が大切だということがわかりました。
賢く、正しくクーラーを使って
快適な夏を過ごしましょう。