今話題のClubhouse(クラブハウス)!そのデメリットとは?
クラブハウス(Clubhouse)というSNSが
最近話題になっています。
クラブハウスは、招待制の音声SNSです。
2020年にアメリカの会社がサービスを開始し、
2021年の1月には日本でも
利用できるようになりました。
雑談や音楽、政治的議論など
トピックごとに部屋を作り、
興味のある人同士が集まっておしゃべり
できます。
進行役と発言者、聞くだけの参加者もいるので
自分が発信したい人も、
ただ他人の話を聞きたい人も楽しめます。
新しいタイプのSNSであるクラブハウスですが、
いろいろなデメリットもあります。
それは以下の4つです。(2021年2月現在)
・androidは非対応
・会話の内容は記録されない
・中毒者の発生
・退会方法が複雑すぎる
それぞれのデメリットがどういう事か、
また、その改善策について紹介していきます。
他人事ではない!?クラブハウスのデメリット4選
先ほど述べたように、
クラブハウスにはいくつかのデメリットが
あります。
システム上のデメリットから、
利用者の倫理観に関係するデメリットまで
いろいろな懸念があるのです。
詳しく解説していきましょう。
①androidは非対応
2020年にサービス開始してから、
クラブハウスを使えるのは
iPhoneユーザーのみです。
運営はandroidでも使えるよう
開発を進めるとは発表していますが、
具体的な時期は未定です。
世界にはandroidユーザーも大勢います。
興味を持ったのにアプリ自体が使えない
というのはかなりの痛手ですね。
②会話の内容は記録されない
これは、プライバシーの観点から考えると
メリットのようにも見えます。
しかし、会話がメインのSNSにおいて
会話内容の記録がされないというのは
発言への責任を軽くさせてしまいます。
差別的な内容を扱う部屋や、
ハラスメント発言、誹謗中傷などが野放しに
なりやすい環境なのです。
しかも、基本的に部屋内での会話は
録音することが禁止されています。
もしあなたが入室した部屋で
誰かに理不尽な理由で人格否定されたらどうしますか?
また、特定の人物に対する誹謗中傷をして
笑っているような会話を聞いてしまったら?
現時点では証拠が残らないので、
発言は無かったことにされかねません。
これがもしTwitterやInstagramだったら、
発信内容は残しやすいですよね。
③中毒者の発生
これはSNS全般に言えることですが、
ハマりすぎて長時間没頭してしまう恐れがあります。
ハマりすぎに特に気を付けてほしいのは、
家族がいる人です。
クラブハウスは音声のやり取りをするので、
家の中では会話内容がダダ洩れになります。
イヤホンをしていても、発話者の声だけは
聞こえてしまいます。
やっている人は楽しくても、
他の家族はどう思うでしょう?
うるさいと思われるかもしれません。
かつて、昭和や平成初期の時代に
家族の長電話に悩まされた人も
いるのではないでしょうか?
夜中まで長々と電話をされると、
いくら小さな声だったとしても
気になってしまいます。
さらに、
大きな物音を立てないようにしなければ、と
気を使いますよね。
その頃と似たような問題が起きているのが現実です。
④退会方法が複雑すぎる
クラブハウスを退会したいときは、
多くの手間がかかります。
まずはアプリにメールアドレスを登録し、
サポート係に英語で
退会したいとメールを送ります。
日本人としては、この時点で
かなり面倒に感じることでしょう。
クラブハウスに期待できる2つの解決策とは?
デメリットを解消するためには
どのようなことが期待されるでしょう?
いくつか考えてみました。
①運営側の解決策:開かれたSNSにする
現在は招待制で
iPhoneユーザー限定のクラブハウス。
今後すべてのスマホで使えるようになり
招待制も廃止されれば
すべての人に開かれたSNSになります。
現在、すでに登録は本名(芸能人は芸名でもOK)
と決まっています。
誰でも利用できるかつ本名での登録になれば、
ほとんどの人は
発言内容に責任を持てるはずです。
②利用者側の解決策:参加する会話を厳選する
利用者側も、
なぜクラブハウスを使うのかを
しっかり考える必要があります。
一人暮らしでただ話し相手が欲しいのか、
仕事に役立つ情報が欲しいのか、
自分の考えを披露してみたいのか。
なにか目的を持っていることでしょう。
目的に合ったことだけに使うようにすれば、
だらだら長時間使ってしまうことも防げます。
まとめ
今回はクラブハウスのデメリットに
焦点を当ててみました。
クラブハウスは他のSNSと比較しても
まだまだ新しいSNSです。
内容も画期的で、
興味を持つ人も増えていくと予想できます。
当然、これからいろいろな改良が
加えられていくことでしょう。
ユーザーに寄り添い
多くの人が有意義な時間を過ごせるような
アプリになると期待しています。