カラードグリーンとはどんな野菜？アメリカ発のソウルフードが話題！

カラードグリーンという野菜について
聞いたことがありますか？

おそらく多くの人は
聞いたことがほとんどないかと思います。
しかし、近年注目を集め始めているのです。

カラードグリーンとは、
アブラナ科の葉野菜の一種です。

名前の通り、濃い緑色をしています。
日本ではコラードという名前で
販売されていることもあります。

栄養価が高いため、
アメリカではポピュラーな葉野菜の
ひとつとして有名です。

カラードグリーンって何？特徴やほかの野菜との違いを徹底解説！

「カラードグリーンはアブラナ科の葉野菜」
と冒頭で述べましたが、
特徴を挙げるとまず、緑色で葉が固い点。
葉っぱはキャベツのように丸まらず、
ほうれん草のように広がって成長します。

ほうれん草の葉が固くなって
苦みが若干増したもの、
と想像してみてください。

カラードグリーンは寒さに強く、
寒くなるほど葉の甘味も増していきます。
そのため、基本的には冷涼な地域で
育てられています。

世界中で育てられ料理に活用されている
野菜ですが、特にアメリカ南部では
日常的に食べられています。

アメリカ南部の料理には必ずと言っていいくらい
登場し、ソウルフードのひとつでもあるのです。

また、ブラジルなどでも頻繁に
食べられます。

日本で購入したい場合は、
現在は通信販売がメインとなっています。
まだスーパーで見かけることは
ほとんどありませんね。

では、カラードグリーンは
キャベツやケールなど、
他のアブラナ科の野菜と比べて何が違うのでしょうか？

一番の違いは栄養価です。

実はカラードグリーンには、
ビタミンＡ、Ｂ、Ｃや鉄分、カルシウム、
オメガ脂肪酸など
多くの栄養がつまっています。

ほうれん草やケールなどは
栄養価の高い野菜として有名ですが、
カラードグリーンはそれと同等かそれ以上とも
言われています。

カラードグリーンのお勧め調理法2選！生活にどう取り入れればいい？

カラードグリーンについて
基本的なことは知ることができましたね。

では、日常の食生活に
どうやって取り入れていくのがいいでしょうか？

まず、日本では通販がメインなので
毎日食べるというよりは
時々楽しむ程度がいいでしょう。

パーティーのときだったり
味の濃い野菜が食べたいときなど、
少し特別なときに食べるのがおすすめです。

それでは、調理方法について
説明していきます。

カラードグリーンは固いので
生食には向いていません。
熱を通して食べるのが基本となります。

①ベーコンと一緒に煮込む（アメリカ風）

こちらは、アメリカ南部でよく食べられている
メニューです。

鍋にバターを入れ、
ベーコン（厚めだとなお良し）と玉ねぎ、にんにくを
炒めます。

玉ねぎの色が変わるくらいになったら
カラードグリーンをたっぷり入れて、
カップ1～2杯の水を加えます。

蓋をして弱火で煮込み、
カラードグリーンがくたっとしてきたら
塩コショウで味をととのえて完成です。

煮込むことでカラードグリーンが柔らかくなり、
ベーコンのうま味が染み込むようになるので
とてもおいしいですよ。

②アンチョビと炒める（ブラジル風）

こちらはブラジル料理です。
アンチョビ缶がある人は
ぜひ試してほしいです。

まず、たっぷりのカラードグリーンを
千切りにします。

フライパンでオリーブオイルを熱した後、
アンチョビ、刻んだ鷹の爪とにんにくを入れて
炒めます。

アンチョビは後で食べやすくするために、
ほぐしながら炒めましょう。

しばらく炒めたらカラードグリーンを加えて炒め、
塩コショウで味付けして完成です。

こちらはアンチョビと鷹の爪が
カラードグリーンに程よく効いて、
刺激的な味わいになりますよ。

まとめ

カラードグリーンは、日本ではまだ
一般的になっていませんが
今後広まる可能性は高いです。

食生活を見直そうと考える人が
増えている現代社会で、
カラードグリーンはそれに役立つ野菜であると
言えます。

日本では価格面が課題ですが、
広まるにつれてその問題は改善されると
予想できます。

これを見てカラードグリーンが気になった方は、
ぜひもっと調べてみるのがおすすめです。
そして一度食べてみてください！

緑の野菜に新しいレパートリーが
加わるかもしれませんよ？