【話題】フェイクミートってどんな意味?おすすめ調理方法3選
最近、肉を食べることについて
議論が交わされる機会が増えました。
タンパク質をとるために肉を食べる人もいれば、
ただ肉の味が好きで食べている人もいます。
反対に、肉が苦手でなかなか食べられない人や、
動物保護のために肉を食べない人もいます。
肉についてはいろいろな意見がありますが、
どんな人でも肉の味を楽しめる食品、
フェイクミートを知っていますか?
フェイクミートという言葉の意味は、
植物を加工して作った偽物(=フェイク)の肉です。
肉の代わりになるため、代替肉とも言います。
フェイクミートの原材料は豆!?代替肉ならではのメリットとは?
フェイクミート(代替肉)は、植物からできています。
そのためプラントベースミートとも呼ばれます。
フェイクミートの原材料は?
普通の肉は牛や豚、鶏など動物からとれますよね。
フェイクミートは、豆類や小麦を加工して作ります。
大豆から作るフェイクミートは、日本では大豆ミート
とも呼ばれています。
小麦から作るフェイクミートは、グルテンミートです。
商品によっては、大豆を加工する際に動物性油脂や
肉エキスを添加物として加えることがあります。
これは、味を本物の肉に近づけるためです。
味が本物の肉に近いなら、大豆ミートを食べたことが
なくても挑戦しやすそうですね!
もちろん、ヴィーガン(動物性の食品を食べない人)
用に、動物性の添加物がないフェイクミートもあります。
大豆からできた肉のいいところは?
まず、フェイクミートは脂質が少なくタンパク質が多いです。
健康的に気を使う人や、ダイエットをしている人にも
おすすめです。
そして、体質的に動物の肉が合わない人も食べやすいです。
肉をたくさん食べるとお腹を壊しやすくなる場合は、
フェイクミートならたくさん食べられるかもしれません。
フェイクミートを使ったおすすめ調理法3選【難易度別紹介】
フェイクミートを使って料理をしてみたくなりましたが、
どうやって調理したらいいのでしょう?
ここでは、難易度が低い順に3つの料理を紹介します。
すべて大豆が原料のフェイクミートを使って作ります。
①レンジで温めるだけのハンバーグ【難易度:簡単】
フェイクミートを食べてみたいけど
面倒な調理はしたくない、料理が苦手なあなた!
レンジでチンするだけのハンバーグが売っていますよ。
大塚食品から販売されている
「ゼロミート」シリーズでは、
レンジ調理のみで数分で完成するハンバーグがあります。
パッケージのままレンジで温めるだけで
ホカホカのハンバーグができるので、
フェイクミートの味を試してみたいときにおすすめです。
たまねぎや野菜ペーストも含まれているため、
本物のハンバーグと変わりないくらいおいしそうですね!
②フライパンでそぼろを作る【難易度:普通】
マルコメから販売されている
「ダイスラボ ミンチタイプ」を使って、
そぼろを作ってみるのはいかがでしょうか。
大豆ミートは基本的に、
お湯でもどしてから調理しますが
ダイズラボの大豆ミートは、
袋から取り出してそのまま調理ができます。
既にミンチにされているので、
普通のお肉と同じようにフライパンへ入れて
酒・砂糖・醤油などと一緒に炒めればそぼろができます。
ミンチの肉はすぐに火が通るので、時短調理にもいいですね。
私なら、炒り卵やほうれん草などと合わせて
三色丼にして食べたくなります。
カレー粉を入れてカレー風味のそぼろにしても
おいしいと思います。
③ブロック肉から唐揚げを作る【難易度:難しめ】
フェイクミートにはブロックタイプもあります。
ミンチタイプのフェイクミートに慣れてきたら、
ブロックタイプの大豆ミートを使って
唐揚げを揚げてみるのがおすすめです!
ブロックタイプのフェイクミートを、
沸騰したお湯で5分ほどゆで、
水で洗い流します。
そのあと好きな下味を付け、
しばらく置いたら片栗粉をまぶし、
180度くらいの油で揚げましょう。
本格的な唐揚げの完成です。
先の2つよりも手間はかかりますが、達成感は
ものすごくあると思います。
鶏モモ肉を使った唐揚げよりも
ヘルシーであっさりした味になりそうですね!
まとめ
大豆や小麦からできたフェイクミートは、
これから需要が増加していくと思います。
環境や健康について考える人が増えているためです。
そういった理由でなくてもときどきフェイクミートを
使ってみることで、料理のレパートリーも
広がります。
肉好きな人もそうでない人も、
一緒に食事を楽しめることが、
フェイクミートの最大の恩恵だと私は考えています。